STRATEGY LAB. GOLD DATA RESEARCH

相場の「常識」を、
実データで確かめる。

RSI、時間帯、ブレイクアウト、ボリンジャーバンド、上位足、ボラティリティ。GOLDについてよく語られる10テーマを、約7年分の実市場データで検証しました。

良い結果だけではありません。差が確認できなかった研究、仮説が反証された研究、データ不足で結論を出さなかった研究まで、そのまま公開します。

10検証テーマ
約7年実データ期間
282万1分足バー数
図解つき初心者向け解説
🔒 Final Holdout(直近1年)未使用 — 将来の検証のために温存

ALL RESEARCH

10研究の結果一覧

すべて検証前に仮説と判定ルールを固定し、同じ時間帯・同じ曜日・同じ相場環境の 「何も起きていない普通のバー」と比較しています。

逆張りの定説R01

RSIが30以下になったら、反発しやすい?

似た条件の普通のバーと比べて、差は確認できませんでした。

❌ 今回は差を確認できずNO EDGE
サンプル 3,619 件 / 5分足
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時間帯・セッションR02

時間帯によって、値動きはどれだけ違う?

はっきり違いました。最も活発な22時台は、静かな6時台の約4.57倍です。

📊 明確な市場構造を確認STRUCTURAL FINDING
サンプル 480,287 件 / 5分足
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時間帯・セッションR03

GOLDが最も動く時間帯はどこ?

測り方によって順位が入れ替わりました。それ自体が今回の発見です。

📊 明確な市場構造を確認STRUCTURAL FINDING
サンプル 480,287 件 / 5分足
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ブレイクアウトR04

前日の高値・安値を抜けたら、そのまま伸びる?

1分足では到達の順番が確定できず、今回は結論を出していません。

❓ 今回は結論保留INCONCLUSIVE
サンプル 1,417 件 / 5分足
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ブレイクアウトR05

東京レンジのブレイクは、そのまま伸びる?

抜けた後の伸びやすさに、対照群との差は確認できませんでした。

❌ 今回は差を確認できずNO EDGE
サンプル 1,917 件 / 5分足
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逆張りの定説R06

ボリンジャーバンド±2σは、逆張りポイント?

中心へ戻る確率は、バンドを見ない場合とほぼ同じでした。

❌ 今回は差を確認できずNO EDGE
サンプル 19,934 件 / 5分足
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逆張りの定説R07

長いヒゲは、反転のサイン?

同じ値幅の普通の足と比べて、差は確認できませんでした。

❌ 今回は差を確認できずNO EDGE
サンプル 39,271 件 / 5分足
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ボラティリティR08

値動きが小さくなった後は、大きく動く?

結果は予想と逆でした。圧縮後の値幅はむしろ小さめです。

🚨 元の仮説は支持されずHYPOTHESIS REJECTED
サンプル 6,963 件 / 5分足
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順張り・上位足R09

小さな初動は、そのまま伸びる?

初動の方向は、その先をほとんど教えていませんでした。

❌ 今回は差を確認できずNO EDGE
サンプル 8,261 件 / 5分足
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順張り・上位足R10

上位足と方向を合わせると、有利になる?

良いとも悪いとも断定できませんでした。前提が定まらないためです。

❓ 今回は結論保留INCONCLUSIVE
サンプル 47,808 件 / 5分足
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統計的に有意であることと、売買できる優位性があることは別です。
多重検定を補正した後も4件が統計的に有意でしたが、その中身は「市場構造の確認」「仮説が逆向きに反証された」「前提が定まらず結論保留」であり、 売買可能な優位性として主張できるものは1件もありません。本研究ではエントリー・エグジット・取引コストのモデルを一切実行していません。

NEXT RESEARCH

次回予告

静かな相場は、その後もしばらく静かなのか?

R08で「圧縮後の値幅はむしろ小さい」という、当初の仮説と逆の結果が出ました。ただしこれは検証前に登録した仮説ではないため、確定した発見としては扱っていません。

そこで次回、あらためて事前登録し、一度も使っていないデータで検証します。

※ 未検証のテーマです。結果がどうなるかは分かりません。

RESEARCH POLICY

Strategy Lab. 研究方針

  • 仮説を先に固定する。データを見てから条件を変えると、どんな相場からでも「発見」が作れてしまいます。10研究すべての定義を検証前に確定し、ハッシュで記録しました。
  • 対照群と比較する。「イベント後に55%上がった」だけでは何も言えません。同じ時間帯・同じ曜日・同じ相場環境の普通のバーと比べます。
  • p値だけで判断しない。効果量・信頼区間・サンプル数を必ず併記します。
  • 多重検定を補正する。10テーマを同時に調べれば、偶然の「有意」が紛れ込みます。
  • 差が出なかった研究も公開する。効かなかった検証を伏せると、公開された研究だけが良く見えてしまいます。
  • サンプルの質を公開前に監査する。同じ値動きを重複して数えていないかを確認し、独立したサンプルだけで判定しています。
  • 探索と確認を分ける。結果を見てから気づいた現象は「次に検証すべき候補」であり、確定した発見としては扱いません。
  • Final Holdoutを未使用で保持する。直近1年のデータは一度も見ていません。新しい仮説を本当に検証するための、最後の未使用データとして残しています。
本研究は過去データに基づく統計分析であり、将来の価格変動や利益を保証するものではありません。単一ブローカーの配信データを使用しており、取引コストは含んでいません。 また本研究はバックテスト・デモ運用・実運用のいずれの成績でもありません。